保育園建設を刑務所やゴミ処理場なみに扱う日本に思うこと

最近、保育園建設に対して反発する地元住民(多くは老人?)が多いようだ。

 

www.youtube.com

まるで近所に刑務所やゴミ処理場でも建つかのように反対している。

 

私は子供も妻もいない20代後半だが、日本の将来を考えた時に子供たちのための施設というのは絶対に必要だと思う。

男女雇用機会均等法により、これまで男性に100の給料を渡していた企業は男女にそれぞれ50ずつ渡すようになった。女性が専業主婦になって子供をいつも世話できる時代ではなくなったのだ。

 

100の給料がほしければ(今までどおりの生活を維持したければ)、奥さんも働きに出なければいけない。

 

 

そもそも保育園はいくらあっても足りない。

経済学の話になるが、需要と供給のカタチには二種類ある。

・需要が供給を生む

例)お菓子が食べたい人が多くいるとお菓子メーカーはより多くお菓子を市場に供給する。

 

・供給が需要を生む

例)保育園があれば、子供をあずけて働きに出たい。保育園がなければ、家で子どもと過ごす。

 

 

昨今の経済状況を考えると保育園というのは家庭の経済環境を維持するには必須のものになりつつあるといえる。

そう考えると、こういった施設を作るのに住民の賛成が必要なのか疑問に思う。

 

 

反対している老人たちはそもそも子育てを外注するというのがそもそも気に食わないのだろうが、残念ながら古き良き時代には戻れないのだ。

昔は三世代同居で子育てをしていたが、核家族化が進んだ。今さら、あの息苦しい環境にいたいと思う若い母親もいないだろう。それに、子供がうるさいとわめく精神的に未熟な老人たちに子供の世話ができるかどうか疑問だ。

 

 

 

反対しているご老人たちは、死ぬまで広々とした公園でうるさい子供に邪魔されずにゲートボールをやりたいだけなのかもしれない。数だけは多いご老人たちは、彼らの声で日本の将来が先行きが暗くなっているなど夢にも思わないだろう。

 

子供というのはただ単に次の世代というだけでなく、未来への希望そのものであることを私たちは忘れていないだろうか。

 

日本から希望が消えて久しい。それは子どもたちをないがしろにして老人を優遇しすぎてしまったからではないだろうか?

 

子供の楽しげな声が響く国こそが私たちの求める日本の姿ではないかと私は思う。

 

 

このままでいいのかねー

今からでも遅くはないはず。。。