保育園建設を刑務所やゴミ処理場なみに扱う日本に思うこと

最近、保育園建設に対して反発する地元住民(多くは老人?)が多いようだ。

 

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まるで近所に刑務所やゴミ処理場でも建つかのように反対している。

 

私は子供も妻もいない20代後半だが、日本の将来を考えた時に子供たちのための施設というのは絶対に必要だと思う。

男女雇用機会均等法により、これまで男性に100の給料を渡していた企業は男女にそれぞれ50ずつ渡すようになった。女性が専業主婦になって子供をいつも世話できる時代ではなくなったのだ。

 

100の給料がほしければ(今までどおりの生活を維持したければ)、奥さんも働きに出なければいけない。

 

 

そもそも保育園はいくらあっても足りない。

経済学の話になるが、需要と供給のカタチには二種類ある。

・需要が供給を生む

例)お菓子が食べたい人が多くいるとお菓子メーカーはより多くお菓子を市場に供給する。

 

・供給が需要を生む

例)保育園があれば、子供をあずけて働きに出たい。保育園がなければ、家で子どもと過ごす。

 

 

昨今の経済状況を考えると保育園というのは家庭の経済環境を維持するには必須のものになりつつあるといえる。

そう考えると、こういった施設を作るのに住民の賛成が必要なのか疑問に思う。

 

 

反対している老人たちはそもそも子育てを外注するというのがそもそも気に食わないのだろうが、残念ながら古き良き時代には戻れないのだ。

昔は三世代同居で子育てをしていたが、核家族化が進んだ。今さら、あの息苦しい環境にいたいと思う若い母親もいないだろう。それに、子供がうるさいとわめく精神的に未熟な老人たちに子供の世話ができるかどうか疑問だ。

 

 

 

反対しているご老人たちは、死ぬまで広々とした公園でうるさい子供に邪魔されずにゲートボールをやりたいだけなのかもしれない。数だけは多いご老人たちは、彼らの声で日本の将来が先行きが暗くなっているなど夢にも思わないだろう。

 

子供というのはただ単に次の世代というだけでなく、未来への希望そのものであることを私たちは忘れていないだろうか。

 

日本から希望が消えて久しい。それは子どもたちをないがしろにして老人を優遇しすぎてしまったからではないだろうか?

 

子供の楽しげな声が響く国こそが私たちの求める日本の姿ではないかと私は思う。

 

 

このままでいいのかねー

今からでも遅くはないはず。。。

 

色眼鏡ってそもそもはずせるの?

 

よく人を色眼鏡で見てはいけませんと言われますよね。あれは一体なぜでしょうか。

先入観を持ってはいけないから?

 

そうかもしれません。でも、先入観ってどうして持ってはいけないんでしょうね。そもそも私達が外の世界を認識するにはある程度の知識が必要ですよね。ボクたちが道を歩いていて車がやってくるのを認識して道の脇に避けたりすることが出来るのは、走っている車との接触はとても危険であるという知識を持っているからです。

 

目の前の四本足のふわふわした生き物がネコじゃなくて犬だってわかるのは知識があるからでしょう?

 

赤ちゃんや幼児はライオンが獰猛な肉食獣であることを知りません。きっとライオンに対して何の先入観も持っていないため、ライオンを恐れないでしょう。もしかしたら、すごく仲良くなれるかもしれない。もちろんその結果としてライオンの餌食となってしまうことも十分に考えられます。

 

 

私が言いたいのはむしろ色眼鏡で世界を見てみようってことです。

 

別にいいじゃないですか、自分の見たい世界をみて、その先入観が間違っていたらそのたびに修正していけばいい。

色眼鏡で世界を見るのは普通のことなんです。自分の命を守るために、防衛本能として備わっている。そこに罪悪感を抱かせるような教育は私は間違っているように思います。

 

例えば、歴史問題にしてもそれぞれの国の人々が自分の思うように他の国々を見ればいい。そして実際に問題の国の人と触れ合う中で、自分の見方を修正していけばよろしい。

 

 

反日教育を受け、テレビで残虐かつ冷酷な日本兵が出てくる反日ドラマをいつも見ていた中国人留学生は日本に来て、想像していた日本人と実際の日本人が全く違うことに衝撃を受けたそうです。彼女にとって想像していた日本人は笑わない、冷酷で血に飢えたケモノだったのですから当然です。その後、彼女は自分が受けてきた教育や中国共産党政府が本当に正しいのか疑問に思うようになったそうです。

 

私たちは色眼鏡なしで物事を判断できません。だからこそ、その存在に感謝したうえでその眼鏡の色を自身の経験によって変えていくべきなんじゃないでしょうか?

 

英語は右派こそ学ぶべきじゃないかね?

 

 

 ・左に偏りがちな世界から見た日本

 

これまで世界において日本の情報発信というのはかなり左寄りのものが採用されてきました。

 

 

 

というのも、戦後左派勢力が情報を発信する時に英語を使っていたからです。

 

その情報は日本においてかなり議論の余地のある、無理があるといってもいい根拠に乏しいものもありました。

 

だからこそ、彼らは日本において意見を戦わせず海外を舞台に英語で情報を発信したのでしょう。彼らの主張に反論すべきだった右派は英語による反論をおこたりました。欧米人にとってみれば英語ではない意見は意見ではありません。

 

 

こうして左派は世界における日本観を築いてきたのです。朝日新聞英語版などはこれを盛んにやってきたマスメディアのひとつです。そうした意味で欧米人の日本に対する見方というのは、非常に朝日新聞史観に影響されていると言って良いでしょう。

 

 

 

 

また、こうした左派の主張というのは得てして海外のリベラルにとって非常に耳障りの良い物であったことは確かでしょう。

リベラリストにとって最も大事なのは弱者の救済と強者の断罪です。過去日本が強者として弱者である極東アジアの諸国に悪行をおこなってきたとする左派の主張は、その強者を打ち倒したアメリカのリベラリストにとってみれば自らの主張にもかなうものです。

 

米国留学中、その土地柄もあってリベラリストたちとの付き合いが多くありました。彼らの多くは日本の左派メディアの意見をそのまま受け入れているために私の英語で述べられる保守派の意見や反論には目を丸くしていました。何人かは私の意見に賛成もしてくれました。右派の忌憚のない意見が世界中に広まれば日本に対しての見方も代わるかもしれないと感じました。

 

私は決して左派の意見を軽視すべきだとは思いません。多様な主義主張はあってしかるべきです。ただ、意見を戦わせず海外において報道を通じて根拠のない報道を行なうのは卑怯だと思います。右派も国内において議論をするのみならず、英語メディアでの意見の発信をすべきでしょう。

 

国益を考えた時、保守派・右派こそ英語を学び発信する努力を惜しんではいけないのではないでしょうか?

 

 

 

このままでいいの?

 

気づこう。今からでも遅くはない。

 

 

 

なぜ留学経験者はすぐに会社を辞めるのか?

 

 

  • やたらと日本企業を去っていく留学経験者

 

なぜか留学経験者はすぐ辞めてしまう。なぜだろうと疑問に思った人も多いのではないか?

 

留学経験者は一般的に優秀だと思われる。彼らには留学で得た語学力のみならず、そこで得たバイタリティがあるからだ。彼らは日本語が通じない世界で懸命に努力し、現地の学生と競いそして協調することで優れたコミュニケーション能力を獲得している。内向きな学生が増えたとなげく学校や企業には、彼らはまさしく神様からの恵みのような人材だといえるかもしれない。

 

 

何はともあれ日本以外の国、外の世界を知ることが出来た人間は強い。

どこでも生きていける。

 

 

日本企業も、グローバル化が進み、少子高齢化社会の進展とともにその国内需要を縮小していく日本にいつまでもとどまり続けるわけにはいかない。そうした企業が留学経験者を積極的に雇用している。

 

海外で働きたいと願う留学生の側からしても、海外の大学を卒業したからといってその国で簡単に労働ビザが取得できるわけではないので、一度は日系企業に就職しなければならない。

 

就職する時には両者のミスマッチは比較的少ないといえるだろう。

 

 

 

 

だが、問題は彼らが就職した後だ。

 

 

なぜか辞めていく。バイタリティがあるはずなのに。

 

なぜか「内向きな人材」より先に辞めていってしまう。

 

 

これはいったい何故なのだろうか?

 

彼らに根性がないからだと憤る管理職は多い。だが、本当にそうだろうか。

 

 

・ってか、グローバル人材を採ってどうするの?

 

そもそも、本当に留学経験者が必要だったのか?

 

グローバル化を叫ぶ企業は多い。だが、本当に必要なのか?

グローバル化が必要でないローカル企業まで、他がそうするならとグローバル人材を採用していないだろうか。

 

そういったローカル企業が、グローバル化に向けて海外人材を採用すると悲劇が起きる。そもそもグローバル化に向けた戦略ビジョンがはっきりしていないがために採用した人材をとりあえずローカル部署に配置し、とりあえずローカル人材に指導させる。会社のカラーに染めるためだ。例えば、下積みのためと片田舎の支店で「修行」させたりする。これでは留学経験者もうんざりしてしまう。ミスマッチの発生だ。

 

彼らは基本的に優秀で、数年後の自分の姿がみえる。会社がどう自分たちを育てたいのかわかっていないことを察知する。さらに周囲からはなぜ留学経験者がこんなローカル企業にいるんだろうと不思議がられ、やはり海外を知っているがために煙たがられる。

 

ついには彼らはその会社にいては自分の価値を発揮できないと思う。それに、日本以外の世界を知っているがために日系企業に早々に見切りをつける。自分の学びにならないし、つまらない。なにより自分が思い浮かべるキャリアパスにそぐわない。彼らは常に戦略的だ。意識的にであれ、無意識的にであれそういった思考法が留学で身についていることが多い。

 

 

つまりは会社に戦略がないために人事が彼らをどのように扱っていいのかわかっていないのだ。だからせっかく採用した優秀な人材が辞めていってしまう。人材にとっても会社にとっても非常にもったいない。

 

もしかしたら、たとえローカル企業でも彼らを海外事業準備室などに集めて教育して海外にすぐさま派遣していたら、彼らがその真価を発揮できたかもしれない。

 

「修行」や「下積み」で彼らの人材価値やモチベーションを下げるのはもうやめよう。そんなことをしても何の意味もない。

 

留学経験者らはいずれ気づく。自分の経験が必要とされないことを。

だから、彼らはあなたの会社を辞めていってしまう。

 

 

グローバル展開する必要のないローカル企業は人材採用の見直しを。

グローバル人材を採用してもすぐに辞められてしまうグローバル企業は人事と育成システムの見直しが必要じゃないかい?

 

 

 

このままでいいの?

 

 

気づこう。今からでも遅くはない。